なぜ、自分の強み・やりたいことでコンセプトを作ると上手くいかないのか?

こんにちは、
売れるコンセプトの専門家・鯉渕 健です。


今回は、絶対に売れないコンセプトの例として
主語が「私」のコンセプトについて詳しく解説していきます。

主語が「私」のコンセプトってなに?

主語が「私」というのは、

▼私は〇〇ができるので、こういうサービスを作りました。

▼私は〇〇がしたいのでこういう商品を売っています。

…といった感じの、「自分ありき」で作っているコンセプトや商品/サービスなどです。

※具体的には「自分が強みだと思っていること」や「自分がやりたいこと」です。


私の経験上、
こういったコンセプトの多くは
ほぼ需要がない場合が多く、
残念ながら売れないことが多いです。


その理由は明確で、
お客様の悩みや問題の解決を
考えていないからです。


「あなたができること」と、
「見込客の悩みを解決する」のは
必ずしも直結するとは限りません。

(多くの場合、ズレています)


これだと、見込客から
この商品は自分には関係なさそう
と思われてしまい、
必要性を感じていただけません。

だから、残念ながら売れないのです。


ここで
私の実体験を例に出しますと、

私はweb作成を自己流で学び
それなりにウェブサイトが
作れるようになったので、

ホームページ作成を
自分のビジネスにしようと
意気込んで起業しました。


しかし現実は厳しく
ぜんぜんクライアントを
獲得することはできず、

知り合いの紹介で
なんとか仕事をもらうという
ヒドい状況でした。。。


その原因は、
「ホームページを作りたい」と
本気で悩んでいる人が
ほぼいなかったからです。


多くの見込客は、
HPなんて作っても
集客できなそうだから必要ない

…という感じだったんです。


ですから、私が
web作成ができるからといっても
そもそも誰かの悩みを解決できる
商品ではなかったため、
まったく売れなかったのです。


起業当初は
コンセプトのことなんて
全くわかっていなかったので、

そもそも、HP作成で
悩んでいる人がいない
ということに、
まったく気づかなかったのです(笑)

悩みの解決を最優先に考え、コンセプトを作ること

このように、

自分ができることを
ビジネスにしていきたい
という気持ちは
痛いほどわかるのですが、


ビジネスで成功する
売れるコンセプトを
作るためには、

まず、お客様の「悩み」を
解決することが先です。


ですから、

自分のできることや
やりたいことありきで
コンセプトを作るのではなく、

まずは見込客の
悩みの解決だけを考え、

コンセプトを作っていく
ようにしましょう。


お客様の悩みの解決を
まず最初に考え、

そこから
自分にできることを探し、

コンセプトを組み立てていく
と売れやすいですよ。


ここまでお読みいただき
ありがとうございました。